【重要】東京電力「電化上手」をご利用中の皆さまへ:全電化住宅割引終了で電気代上昇!今すぐ対策を!

2025.08.17

これにより、これまでお得だった電気料金が突然高くなり、家計を圧迫している方もいらっしゃるかもしれません。 このままでは高騰した電気代に直面し続けることになります!我が家も「電化上手」から他のプランへの変更を検討しましたが、配電盤の方式の違いによる落とし穴がある事に気が付きました。他のサイトにも「全電化住宅割引」が無くなり他のプランや違う電力会社への移行を紹介する記事はありましたが、そのまま知らずに変更すると、配電盤の方式の違いにより紹介されていた「スマートライフL」へ変更出来ず、「電化上手」は新規受付を終了しているため一度解約した「電化上手」へも戻れず、「割高なプランへ強制的に変更される or お得なプランにする為に配電盤の工事を行い東電へ申請を行う」の選択を迫られ「節約するつもりが逆に余計な出費へ!」という事態になりかねないので、この記事を書くことにしました。
尚、我が家での選択であり各家庭で詳細にシュミレーションを行い決めてください。(契約電力・地域・使用時間帯の違いや、太陽光や蓄電池等を設置する場合もありますので、一概にココがベストとは言えません。)

※全電化住宅割引って?(クリックして表示)

毎月の電気料金から5%(上限2,200円)を割引するものでした。(夏季の昼間時間である毎年7月1日から9月30日の毎日午前10時から午後5時まで)と燃料調整費は除かれます。


電力会社のオール電化プランを選ぶ際、ご自宅の配電盤の方式(A方式、B方式など)が重要なポイントになります。

もしご自宅の配電盤が「A方式」であれば、東京電力の新しいオール電化プランである「スマートライフL」、または「コスモでんき」のオール電化プランも有力な選択肢となります。

  • 東京電力「スマートライフL」: オール電化住宅向けの料金体系で、特に深夜の電気料金が割安に設定されています。東京電力の信頼性とサービスを重視したい方には魅力的な選択肢でしょう。
  • コスモでんき(オール電化プラン): 更に割引が期待できるオール電化プランを提供しており、特定の条件を満たすことでお得になる可能性があります。

東京電力の新しいオール電化プラン「スマートライフS/L」への切り替えを検討された方で、「B方式配電盤だから契約できない」と言われた方もいらっしゃるかもしれません。配電盤の改修工事は費用も時間もかかりますし、できれば避けたいですよね。

ご安心ください。オクトパスエナジーのオール電化プランなら、お使いの配電盤がB方式でも原則として工事不要でご契約いただけます。 スマートメーターが設置されていれば、スムーズな切り替えが可能です。

どちらのプランがお得になるかは、ご家庭の電気使用量やライフスタイル、そして各プランの具体的な料金単価によって大きく異なります。

※「A方式」「B方式」って何?(クリックして表示)

って思われた方も居るかと思います。配電盤の「B方式」とは、深夜電力利用機器(エコキュート、電気温水器、蓄熱暖房器など)を、主幹ブレーカーの1次側に接続する方式です。これにより、住宅側のブレーカーに負荷が掛からない利点があります。配電盤の図式は以下の通りとなります

これにより、契約電力を低いままエコキュートを使えるメリットがあります。


(S/Lが付かない「スマートライフプラン」は分かり難いので「スマートライフプラン(無印)」と記載します。)

実は当初は東電の「電化上手プラン」から「スマートライフL」に切り替えようとしていたのですが、「B方式」のままだと「スマートライフL」には変更出来ません。「A方式」のみ「スマートライフS/L」に切替が可能です。しかも、くらしTEPCO等より「スマートライフL」を申し込んだとしても、配電盤が「B方式」の場合は、強制的に「スマートライフプラン(無印)」になります。「スマートライフプラン(無印)」は基本料金の算出方法が業務用と同じような仕組みを使っており、生活スタイルによっては基本料金が高くなりがちです。また、最大需要電力を12か月継続しますので1年間高いままです。(以下引用参照)

(「スマートライフLの場合1kVAにつき311.75 円ですが、「スマートライフプランですと」501.03円です。6kVA契約で差額は1135.68円、年間で13,628円もの差になります。)

●契約電力は、ご使用いただいた30分ごとの使用電力により決定します。 ●30分ごとの使用電力量のうち、月間で最も大きい値を2倍した値を最大需要電力といい、その月の最大需要電力と前11か月の最大需要電力のうち、いずれか大きい値がご契約電力(kW)となります(スマート契約)。そのご契約電力の大きさによって基本料金が決定します。

※加入時の注意書きも貼っておきます。
https://www.tepco.co.jp/jiyuuka/service/plan/smartlife/checklist.html

配電盤が「A方式」で無い場合は切替が必要で、そうで無い場合は、強制的に「スマートライフプラン(無印)」になり、解約した「電化上手」には戻れません。切替の為には配電盤の工事をして工事業者から東電へ申請が必要です。くらしTEPCOのサイトから変更を行おうとすると、現在「スマートライフプラン(無印)」は新規契約は出来ないはずなのに選択ができます。上記のようなロジックがあるからなんですね。


「電化上手」の夜間電力時間帯(23時~翌7時)に慣れている方もいらっしゃるかと思います。オクトパスエナジーのオール電化プラン「オール電化オクトパス」は、夜間電力の時間帯が電化上手とは異なる場合があります(例:午前1時~午前6時など)。

しかし、この時間帯の違いを考慮しても、多くの場合オクトパスエナジーの方がお得になる可能性が高いです。その理由は以下の通りです。

  • 基本料金と電力量料金の単価設定: オクトパスエナジーは、夜間だけでなく、日中の電気料金単価も大手電力会社と比較して比較的安価に設定されている傾向があります。これにより、トータルでの電気料金を抑えることが期待できます。
  • 「全電化住宅割引」の終了: 「電化上手」の全電化住宅割引が終了したことで、単純な料金単価の比較において、オクトパスエナジーの優位性が増しています。
  • 契約解除料ゼロ: オクトパスエナジーは契約期間の縛りや解約金がないため、もし合わなければ気軽に別のプランへ見直すことも可能です。まずは試してみて、ご自身の使用状況に合うか確認できるのも大きなメリットです。

ご自身の電気使用状況と配電盤の方式によって、どのプランが最もお得になるかは異なります。ぜひ一度、無料料金シミュレーションを行ってみてください。

  • オクトパスエナジーの公式サイトで「オール電化オクトパス」のシミュレーション
  • 東京電力エナジーパートナーの公式サイトで「スマートライフL」のシミュレーション
  • コスモでんきの公式サイトでオール電化プランのシミュレーション

現在の検針票をご準備いただき、月ごとの電気使用量や現在の契約容量を入力するだけで、簡単に比較検討できます。

※なお、私の場合は上記シュミレーションも行いましたが、詳細を知りたかったので過去1年分の時間帯別の使用量を表計算ソフトに入力して東電の「電化上手」「スマートライフプラン」「スマートライフL」オクトパスエナジー「オール電化プラン」、コスモ電気「スタンダードオール電化」で比較した結果、どこのプランにするかを検討しています。契約電力の違いや時間帯別の使用量の違いから各家庭によって最適解は違います。また、配電盤の工事や「B方式」の契約電力を抑えられる強みを考慮してオクトパスエナジーの「電化上手プラン」を選択した事を記しておきます。

また、基本的には、東電は基本料金が安め、オクトパスは高め、単価はオクトパスが安い(燃料調整費に違いがありますが、東電はマイナス調整、オクトパスはプラス調整、ただ、過去1年分を比較してみると、燃料調整費の差額を入れても単価はオクトパスが安かったです。


  • オクトパスエナジー「オール電化オクトパス」
    • 夜間料金が特に割安、日中も比較的抑えめ。(ピークを抑えられる)
    • B方式配電盤でも工事不要で契約可能。
    • 再生可能エネルギー100%。
    • 契約解除料なし。
    • B方式の契約電力よりも使える電力が多いという恩恵を受けられる
  • 東京電力エナジーパートナー「スマートライフL」
    • 深夜の電気料金が割安。
    • 大手電力会社としての安心感とサービス。
    • A方式配電盤に適したプラン。
  • コスモでんき(オール電化プラン)
    • A方式配電盤に適したプラン。
    • 特定の条件で割引が期待できる。
    • ガソリン代の割引など、ユニークな特典も。

  1. 現在の電気使用量を確認: 直近の検針票をご準備ください。
  2. 無料料金シミュレーション: 各電力会社の公式サイトで、現在の使用量を入力し、どれくらい安くなるか確認しましょう。
  3. オンラインで申し込み: 面倒な手続きは不要。ウェブサイトから簡単に切り替えを申し込めます。(切替の際には、電力会社のお客様番号、供給地点特定番号が必要です。東電の場合は、くらしTEPCOに記載がありますので、事前に調べておきましょう)

高騰した電気代に悩む前に、ぜひご自身のライフスタイルに合った最適なオール電化プランをご検討ください。


(私も紹介者特典が入りますので、是非ご活用ください)

💡https://octopusenergy.co.jp/friend/wind-stage-358


※参考「全電化住宅終了のお知らせ」

https://www.tepco.co.jp/ep/notice/pressrelease/2024/pdf/24x1101.pdf


我が家もオクトパスエナジーのオール電化プランへ切り替えましたが、実際にお得だったかどうかは、今後の記事にしたいと思います。ですので慎重派の方は、様子見してから切り替えるのも良いかと思います。

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